おはようございます。リビング椿の事務員です。
本日はリビング椿はお休みなので、朝から布団を干して、洗濯をして、大好きなピアノの音を聞きながらブログを書いています。
何て、私は幸せなんだろう〜って思いながら♪
ところでみなさんは、リバースモーゲージという言葉をご存知ですか?
私は以前、会長から説明を受けていたので知っていたのですが、一般の方は知らない方が多いと思います。
会長は不動産の新しい法律やシステムが導入される情報には、アンテナを張り巡らせ、朝のミーティング時に教えてくれているのです。
リバースモーゲージは昨日の愛媛新聞に大きく掲載されていました。
住んでいる一戸建て住宅はある。ただ年金も少なく、蓄えもないので、将来の生活が不安な時に活用できる方法なのです。
住んでいる一戸建ての土地を担保にして、不動産担保型生活資金という貸し付けが受けられる国の制度。
窓口は市町村の社会福祉協議会。死亡時に土地を売却して返済します。この住居に住みながら、貸付システムを利用できるのです。
ただ担保となる土地の評価額が1500万円以上、もしくは貸し付け条件により1千万以上の物件ではないといけない条件等があるようです。
低所得者の中で、更に所得が低く、この制度を利用しないと生活ができない、と認められたら、500万円以上の評価額でも利用できるそう。
マンションの資産でも対象になるそうですよ。
今は郊外よりも市内の便利が良いマンションに住みたいと思われる、ご年配の方が増えてきています。
松山もそれが顕著に現れていますものね。
貸付の条件に戻りますね。
抵当権が設定されていないこと、単独または同居の配偶者との共有名義であることなど。
もちろん抵当権が設定されていたら、貸付なんて、無理ですよね(^^;)
そして同居でない人、親族であれ、共有名義であれば、貸付をして、さあ本人が亡くなった、売却してというった時に、共有名義の所有者が反対するかもしれませんし。なにせ、スムーズにことは運ばないのは明らかです。それなら事前に書類等で意思確認を取ればいいのでは、とも思いますが、人の気持ちは大金が動くとなると、変わる可能性もありますし、そういった後のトラブルを避けるためにも、この条件は否めないと思います。
こういったシステムがあるということは、普通に生活をしていたら分かりません。
なにごとも、知ろうとするアンテナは、何歳になっても必要なのかもしれませんね。
介護もそうですが、地方自治体や国が、たくさんのシステムを作ってくれています。その一方で、財源が無く、介護保険料の負担額が増加する、介護保険料は上がり、利用すると自己負担額は年収によりますが、負担が3割になる人も増えました。介護保険が施行された時は、自己負担額は1割だったのです。
施設に支払われる介護報酬は特養では下がり。またデイサービスも確か下がったと報道されていたのを記憶しています。
でも、施設が介護福祉士を規定の人数を満たしていれば加算されるなどなど、質を上げる取り組をしてくれています。
要介護度、要支援をデイサービスの取り組みで、例えば要介護度が3が要支援に2になった時、加算しようと試案してくれているようです。
介護が必要な人が少しでも元気になるよう、適正に介護報酬は使われるよう、そして医療費が少しでも抑制されるよう、国は考えてくれている。
でも、そもそも働ける人が減って、そしてこれからも減り続ける世の中であること、そんなこと、私が子供の時から教科書で学んだことだし、介護報酬や医療費が財源を圧迫することなんて、充分に予見できていた事なのに、どうして想定してこうならないように国は手を打ってくれてなかったんだろう。
リバースモーゲージは、良いシステムだとは思います。
ただ、本来ならば、昭和の高度成長期を支えてくれた、また戦後を支えてくれた、私たちの尊敬すべき世代の方々が、お金のことを心配しないで暮らしていける世の中にしてあげてほしかった、って思うのです。
私の言ってることは、綺麗ごとかもしれませんね。官僚の方たち、政治家の方たちは、どうにかしようと奮闘されてきたわけですし。
でも、年長者を慈しみ、尊敬できる日本人だからこそ、そういう日本になってほしいな。